2014年11月発行 Vol2

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 本年5月に発行した第一弾に続き、当事務所の近況や、皆様にとって少しでもお役に立てる情報をご提供するというコンセプトの下、今回も当事務所からの情報発信をさせて頂きます。今回は、労務管理の思わぬ落とし穴への対応、当事務所と長年お付き合いを頂いている株式会社ニシケンの水田会長のインタビューなど盛りだくさんの内容です。

 

うっかり書いてしまった離職票の「会社都合退職」

今回の記事では労務管理に関して思いがけないトラブルに見舞われたケースとこれに対する対応策をご紹介します。

 

「会社を辞めたいのですが、失業保険で有利になるようにハローワークに提出する離職票には会社都合退職にチェックしてもらえませんか?」

↓言うとおりにした2ヶ月後・・・

(労働審判申立書において)「違法解雇に伴う賃金相当損害金を支払え!!」

 

使用者の方からすれば寝耳に水です。解雇も何も、労働者が自分から辞めたいと言ってきたのではないか!と思うのが必然ですが、裁判上はそうはいきません。今回は、この問題について法律的な側面、実務的な側面をともに考えたいと思います。

 

1.離職票の裁判上の効力

以上のようなケースで、離職票の他に労働者から「退職届」等を提出させていた場合、「労働者のためにあえて解雇扱いにした」という使用者側の主張は通る可能性は充分にあります。しかし、離職票の他、労働者や会社の意思が表れている書面が何もなかった場合、書面を重んじる日本の裁判所において、どこからどう見ても当該退職は「解雇」になります。自主退職であることを示す書面が何もないからです。

 

2.解雇か自主退職かが争われた場合の立証責任

労働者の退職が、解雇なのか、自主退職なのか裁判上で争いになったとき、退職理由の立証責任を負うのは使用者側です。つまり、労働者の側では、自主退職なのか、解雇なのか真偽不明という状況に追い込めば充分であり、逆に使用者は積極的に「自主退職だった」ことまで立証できなければ、裁判上不利に扱われるということです。

 

3.対応策

既述の通り、労働者から別途退職届が提出されていればそこまで心配することはないでしょう。もっといえば、退職届とは別に、会社都合退職とすることの経緯などを覚書などの形にしておくとより安心です。

 

しかし、原則を述べますと、やはり労働者が自主退職を申し出ているのであれば、自主退職として取り扱うべきです。労働者への温情から、あえて会社都合退職とするのはコンプライアンス的にも問題があると言えます。労働者側からの退職に伴う提案についてお悩みになられている場合には、お早めに当事務所にご相談ください。

 

株式会社ニシケン 水田会長インタビュー!

株式会社ニシケン

昭和35年創業

明確な未来ビジョンの下、建設分野のみならず「福祉・環境・食」の各分野で地域社会に貢献し続けているニシケンさんの水田会長に私竹田(弁護士)がお話を聞いて参りました!

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竹田

ニシケンという会社の設立の経緯を教えていただけますか。

 

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水田会長

初代社長が、これからの戦後復興の中では、新しいビルや道路を作るための機械を私たちが提供し、メンテナンスをすることで、工事業者が管理に手を煩わせることなく、より新しい技術を開発して欲しいと願い、建設機械のレンタル事業をスタートさせるために当社を立ち上げました。私は、3代目の社長になります。

 

竹田

建設機械のレンタル事業の展開をされてきたわけですが、現在では、介護用品のレンタルや、環境事業も展開されていますね。

水田会長

「時代の環境に適応する」という考えのもと、私が社長になったと同時に、①高齢化社会の到来、②地球温暖化といった環境問題、③食料自給率、といった、これから日本が直面する3つの問題に対応するという観点から、新しい産業を立ち上げることにしました。

 

高齢化・福祉問題という観点からは、既存のレンタル事業のノウハウを生かして、介護レンタル事業をスタートさせました。

 

環境問題、食糧自給率という観点からは、一例として、野菜工場における水耕栽培を行っています。この野菜工場では、無農薬で無菌の状態で野菜を育てていますので、衛生状態のよい野菜ができあがります。 野菜工場の従業員の7割以上は高齢者の方々です。野菜の生産により食糧自給率を高めるとともに、高齢者の皆さんがここで働くことで、健康に過ごしてもらいたいと考えています。

 

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竹田

ご活躍を続けるニシケンの水田会長が、かばしま法律事務所と出会ったきっかけをお教え下さい。

 

水田会長

代表弁護士の椛島先生とは、丁度私が社長になった頃、ある方のご紹介で出会いました。対面のときから10年来の知人のような親しみやすさがあり、何でもかんでも話せるなということで、顧問弁護士をお願いしました。

 

竹田

ご相談をされるのは、どのような内容のものですか。

 

水田会長

一番大きな問題は、契約トラブルです。当社は、お客様との取引が毎日4,000~5,000社あるのですが、どうしても契約上のトラブルとか支払のトラブルなどが生じることがありますので、そのような点をご相談しています。

 

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竹田

当事務所の顧問サービスで印象的だったことがあればお教え下さい。

 

水田会長

何でもきさくにすぐ相談に乗ってもらえることが一番いいなと思いますね。弁護士の先生方の仕事というのは、ちょっと遠い世界のことのように思うんですよね。でも、かばしま法律事務所の皆さんは、身近に感じられますので、ちょっとした事でも電話で相談します。

 

竹田

今後、さらにかばしま法律事務所に期待したいことがあればお教え下さい。

 

水田会長

今は色んな法律が、我々が勉強しても分からないくらい変わっていますよね?そのような情報について顧問先には簡単でもいいので情報発信をして欲しいですね。それと、仕事に関連する判例の紹介や、それに対する注意点を取りまとめた事例集があるといいと思います。

 

竹田

本日は、お忙しい中でインタビューに応じて頂き、本当にありがとうございました。

 

弁護士紹介のコーナー!

第一弾の椛島に続き今回は小松の紹介になります!

 

Q お名前とご出身を教えてください!

A 小松宏吉(こまつひろよし)です!出身は、福岡県久留米市で、高校は福岡県立明善高等学校に通っていました。

 

Q 久留米ご出身なのですね!生まれ育った地で弁護士をされるのはどのようなお気持ちですか?

 
A 地元で仕事をして、地元の発展に寄与できているという点に喜びを感じます。
私は、ロースクールや修習などで5年ほど大阪に住んでいましたが、やはり慣れ親しんだ地元の方が落ち着いて生活ができますので、帰ってきてよかったと思いますね。
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Q3 お休みの日は何をして過ごしていますか?(ご趣味はなんですか)

A  趣味は、ゴルフ・競馬・麻雀などです。最近は、テニスもするようになりました。
休みの日は、仕事のことを考えず家でゆっくりすることも多いです。たまに、ゆっくり外でランチをしたり、昼からビールを飲んだりすることもあります。また、ゴルフやテニスをして体を動かすことでリフレッシュしたりもしています。
 

Q 弁護士になろうと思ったきっかけはなんですか?

A  元々手に職を付けるというか、何か資格を取りたいと思っていました。そのような中、ロースクールができて、弁護士が受かりやすくなったため、弁護士を目指そうと思ったのがきっかけです。

 

Q 弁護士としての信条を教えてください!

A  弁護士になってからは、依頼者様の要望をかなえ満足していただくということを第一に考え仕事をしてきました。問題が発生したとき、法的な観点から考えれば、おおよそこうなるだろうという結論がだいたい決まってきます。その結論が満足してもらえる内容であればそれに越したことはないのですが、それでは依頼者様が納得できないケースも多々あります。そのような場合に、依頼者様の要望を可能な限り叶えるために、様々な方策を見いだし実施していくのが、弁護士として最も重要な仕事であると考えています。

 

Q 最後に、先生からメッセージをお願いします!

A  未だに、弁護士に相談するのは敷居が高いと思われがちです。
しかし、私たちは、あらゆる問題に対して全力で向き合い、一人でも多くの方の問題を解決したいと考えております。
「こんなこと相談してもいいのかな」と思うことなく、まずはお気軽に相談していただきたいと思います。

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