あしながブログ

原状回復に関するルールについて-債権法改正対応シリーズ賃貸借その2-

Q 原状回復義務に関するルールとはなんですか   A 賃貸借契約の終了の効果として、賃借人の原状回復義務が明文化されました。原状回復とは、借りていた物件について借りたときの状態に戻すことをいいます。また、原状回復の範囲が明確化されました。まず、原状回復の対象になる「損傷」について、通常の使用収益によって生じた損耗と経年変化による損耗が除外されました。また、賃借人の帰責事由続きを読む >>

利息(民法改正による法定利率の変化)

Q 今回の民法改正によって法定利率はどのようにかわりますか?   A  1 当初の利率を3%とした変動利率制となります 旧民法においては、年5%の固定金利とされていましたが、新法においては3年を一期 とした変動制が採用されました。当初の利率は3%として3年を一期とし、一期ごとに法 定利率の見直しを行うこととなりました。   2 変動制続きを読む >>

協議による時効の完成猶予(民法改正)

Q 改正法において新設された「協議による時効の完成猶予」(新民法151条)とは、どのようなものですか?   A 1 意義 「協議による時効の完成猶予」とは、権利に関する協議を行う旨の合意を書面で行った 場合、①その合意があった時から1年を経過した時、②その合意において当事者が協議を 行う期間(1年に満たないものに限る)を定めた場合にはその期間を経過した時、③当事続きを読む >>

債権法改正 時効

Q 消滅時効の期間が改正されたと聞きました。具体的にはどのように変わったのですか?これまでの契約により発生している債権についても改正法が適用されるのでしょうか?     A 原則として、「債権者が権利を行使することを知った時」(主観的起算点といいます)から5年、「権利を行使することができる時」(客観的起算点といいます)から10年となりました。施行日である2続きを読む >>

お客様の声2020年3月

ネットで遺産相続と検索したらヒットし、事務所に弁護士さんも何人かいるようだったので。 とても親切で、相談に来てよかった。以前相談に行った事務所と全く違って、 何かあればまた相談したいと思った。 ※今月の他のアンケートはこちらからご覧ください。続きを読む >>

【民法改正】契約不適合責任について

  こんにちは。弁護士の田中久仁彦です。   今回は、債権法改正(令和2年4月1日施行)の重要ポイントのうち、契約不適合責任について解説させていただきます。 Q 契約不適合責任とは一体どのような責任なのでしょうか? A 契約不適合責任とは、売買契約を例にとれば、「引き渡された目的物が種類、品質又は数量に関して契約の内容に適合しないものであるとき」に続きを読む >>

大木町整体整骨院様のご紹介

皆様こんにちは。弁護士の泊祐樹です。 当事務所は、顧問先企業の方々のご相談対応や離婚・遺産相続の対応等だけでなく、交通事故の案件も多く取り扱っております。 交通事故の事件を受任する際に依頼者がよく仰る言葉に、「いい整骨院さんがあれば紹介してほしい」「(もう通院を終了してしまったが)いい整骨院さんを紹介してほしかった、、」という言葉がございます。 そんな方々に私が個人的にご紹介続きを読む >>

連絡をとらないまま約10年間別居生活をしていた夫と協議離婚が成立した事例

事案の概要       依頼者様は夫の度重なる借金・ギャンブルが原因で家を飛び出し離婚しないまま別居生活が約10年に至ったことから、正式に離婚がしたいと協議離婚の交渉のご相談にこられました。 結果 夫に離婚届に署名してもらい協議離婚が成立しました。   解決のポイント・流れ 夫の住所、電話番号は把握していたものの、手紙を送っ続きを読む >>

離婚後妻のみが住んでいる家について、登記上夫名義のまま放置されていたが、裁判をして名義変更をできた事例

事案の概要   離婚後15年以上経過していたが、妻(依頼者)が住み続けている建物を夫(相手方)名義のまま放置してしまっていたため、相手方に移転登記を求めた事案。   結果 裁判において、相手方が期日に出頭することがなかったため、こちらの要求どおりの判決が下された。   解決のポイント・解決までの流れ 相手方の住民票上の住所はわかって続きを読む >>

夜間、歩行中に正面から来た自動車のサイドミラーをぶつけられ、腕を打撲した事例で、相場より高額の慰謝料を獲得できた事例

事案の概要   夜間、依頼者が車道と歩道の区別のない道路の端を歩行中に、正面から来た自動車(相手方)が、ドアミラーを依頼者の腕にぶつけ打撲をさせたという交通事故で、赤本(裁判基準)の別表Ⅱを上回る基準で慰謝料を獲得できた事案。   結果 赤本の別表Ⅱでは73万円程度となる慰謝料について、交渉によって80万円で示談を成立させました。 また、当初、依続きを読む >>

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