ニュースレター

ニュースレター KabashimaLawJournal 2017年8月発行 Vol.13

出張社内セミナーのご案内

■出張社内セミナーのご案内

当事務所では、当事務所が所在するビルの7階ホールに皆様をお招きして定期的に実施させていただいております企業法務セミナーだけでなく、企業の皆様の指定される場所に当事務所の弁護士が出張して実施する、出張セミナーを行っております。

当事務所が所在するビルで行うセミナーとは異なり、各企業様の会議室などでのセミナーを行うことができますので、移動のご負担をかけないことや、企業様の社内イベントして実施していただけること等のメリットがある、とのお声をいただいております。

セミナーの内容ですが、例えば、管理職向けに、「従業員に退職勧奨をする際の注意点」「適法な指導とパワハラの違い」といったテーマを取り扱っております。また、昨今「カスタマーハラスメント」という言葉がメディアで用いられるなど社会問題になっているとおり、クレーム問題は今なおやむことはありません。そして適切な対応を行えなければSNSで発信され大きな問題になるなどこの時代ならではの対応も必要です。そこで「クレーム対応の具体的手法」というテーマも、取り扱わせていただいております。

コンプライアンスが叫ばれる時代ですので、役員や管理職に対して日頃から法的教育を施すことも企業の責任と言えます。

■ ご料金につきまして

出張セミナーの場合、大変恐縮ですが下記の講演料を頂いておりますので、これもご参照の上、いつでもお気軽にお声をかけていただければと思います。

講演時間1時間 :3万円

1時間半:4万円

2時間 :5万円

(その他の時間については応相談)

■ 実績状況

なお、本年はすでに、株式会社ブリヂストン久留米工場様や、株式会社柳川合同様に出張してセミナーを行わせていただきました。是非お気軽にお声をおかけいただければと思います。

担当窓口は事務所で労務担当をしております弁護士の泊(とまり)ですので、当事務所にお

電話いただき、泊をお呼び頂ければ、具体的な出張セミナーの段取りをさせて頂きたいと思います。

 

株式会社尾形養鯉場 尾形学社長インタビュー

■ 設立の経緯

泊(かばしま法律事務所所属弁護士)

養鯉業を始めた経緯は、どのようなものだったのでしょうか。

尾形社長

私は、農家の次男として生まれました。父の口癖は、「農家ではやっていけないから、好きなことをやりなさい。」というものでした。

そんな中、私の中学のときの恩師である美術の先生の趣味が錦鯉の繁殖で、その錦鯉の稚魚を私にくれました。その稚魚を、父の休耕田に放して育てたのが、すべての始まりでした。稚魚が成長し、模様がだんだんと浮き出てくる姿を見るのがとても楽しくて、私は次第に鯉を育てることに魅了されていきました。いつの間にか、私は「鯉を一生の仕事にしたい」と考えるようになりました。

高校3年生になる際に、私は父にその思いを打ち明けました。父は最初、「そんなことで飯が食えるか」と反対したものの、私が明け方まで父と話して説得したところ、「お前にそんなに強い思いがあるのなら、好きにやれ。その代わり、絶対に投げ出すなよ。」と言ってくれました。

その言葉をきっかけに、私は鯉を一生の仕事とすることになったのです。

■ 下積時代

養鯉業を志すことを決めてから、独立されるまで、どのような努力をされたのですか。

尾形社長

高校3年生の10月頃に、一週間学校を休んで、養鯉の本場であった新潟を見学に行きました。

そしてまず私は新潟錦鯉研究所の所長のご自宅でお世話になることとなりました。その後、新潟県小千谷市の錦鯉の老舗『和泉屋養鯉場』で、「錦鯉の神様」と呼ばれる間野一郎氏に弟子入りをし、そこで6年間修行させていただきました。その間、冬には実家に帰り、父と共に少しずつ田を池にする改修工事を行っていました。

和泉屋養鯉場での経験をもとに、私は、23歳で久留米にて独立し、両親に手伝ってもらいながら養鯉業を開始することとなりました。

■ 事業展開

どのように事業展開されていったのですか。

尾形社長

開業当初、私は鯉の販売ルートを知りませんでした。山口県に親しくしていた鯉屋があったので、はじめはそこに養殖した鯉を全て買ってもらっていました。その後、国内の愛好家に販売するようになっていきました。

すると、当社に転機が訪れました。全日本錦鯉の品評会で、私が養殖した鯉がグランドチャンピオンに選ばれたのです。その後は卸業者が声をかけてくるようになったのです。

そして、当時ドイツで働いていた私の兄の影響もあってか、私は海外向けに営業を試みることにしました。海外向けの錦鯉の専門誌に広告を載せ、海外に代理店を求めました。アメリカの5,6店舗から声が挙がり、その内の2店と契約をしました。それからはアメリカだけでなく、香港、イギリス、ドイツなどにも代理店を置き、海外に事業を展開していきました。今では、販売先の9割が、国内ではなく海外です。

■ やりがいや苦労

養鯉業のやりがいや苦労について、お聞かせ下さい。

尾形社長

やりがいは、この鯉とこの鯉とで産卵させれば、いい模様の鯉が産まれるのでは、といった読みが実現したときに達成感を得られることです。また、鯉を通じて人脈が広がっていくことも、幸せに思っています。

苦労は、やはり生き物を育てているので、ちょっとしたミスや不注意で鯉がダメになってしまうことがあり、気が休まらない、ということです。

 

■ 理念やこだわり

理念やこだわりをお聞かせ下さい。

尾形社長

他の養鯉場には、目の肥えた日本人には売れないような、質の悪い鯉を海外で販売する、というところもあるようです。しかし、私は、本当にいい鯉を海外に広めたい、と考えていますので、自信のある質の高い鯉を海外に販売しております。

また、私は「すべてのことについて、前向きに考える」「新しいことに挑戦する」という気持ちをモットーとしております。

■ お客様感謝祭での講演について

本日はお忙しい中、ご協力いただき、ありがとうございました。

また、社長には、平成29年11月17日に開催する当事務所のお客様感謝祭にて、ご講演をいただくことになっています。そちらも是非、よろしくお願いいたします。

 

弁護士雑記(自動化の未来

■ はじめに

機械化・自動化が進んでいたのはずいぶん前からですが、最近、自動車の自動運転技術が本格的に導入される段階まで来たり、将棋ソフトが名人に連覇したりと、人工知能による自動化が加速しています。自動化の未来について、個人的に思うことを述べたいと思います。

■ 自動運転技術の法的責任について

まず、もうすぐそこまで来ているのが、自動車の自動運転です。すでに、自動ブレーキや車線はみ出し防止機能などは大衆車に実装されており、事故防止にかなりの効果があるようです。

自動運転といっても段階があり、運転者の運転を補助するものから、完全に運転者の手を離れて運転するものまで考えられます。運転者の運転を補助するレベルであれば、やはり安全配慮義務は運転者が負うものといえますので、この点は従来とかわらないでしょう。では、完全自動運転ではどうでしょうか。事故の原因がプログラムのミスで起きた場合、「運転者の責任」というのは難しいように思います。とすれば、製造メーカーの責任となってしまいますが、何万件という事故の責任を製造メーカーが負うことになれば、リスクが高すぎて製造メーカーが倒産する・・・などということにもなりかねません。おそらく、現実に完全自動運転が導入される場合には、法律で運転者の責任とすることを明記するか、保険への加入を義務づけるなどするのでしょう。ただ、数十年後には、そういった問題も技術で乗り越え、運転者のいらない自動車が町中を走り回っているかもしれませんね。ちなみに、電車の自動運転はすでに実用化されており、東京の「ゆりかもめ」などは、完全自動運転のようです。

 

■ 弁護士業務の自動化について

「自動化」と聞くと、仕事をAIに奪われるのではないかという一抹の不安を覚えることがあります。技術は瞬間的に進歩するわけではありませんので、来年再来年に今ある仕事がなくなることはないと思いますが、数十年後はわかりません。では、我々弁護士の仕事もいつかは機械にとって変わられるのでしょうか。

よく、裁判は真実を明らかにする場であり、嘘が通るのはおかしいという話を伺います。それは確かにその通りなのですが、客観的な真実は通常なかなか分からない以上、裁判で求められているのは、訴訟上の真実です。ですので、真実でも証拠がなければ認められないということもあるのです。ただ、法的解決として何が正しいのかは難しい場面も多く、裁判官も、双方の弁護士も、誰も正解を知らない中で議論を進める作業が必要になります。こういった争いが裁判の中で繰り広げられるのです。また、人には感情がありますので、それを無視して解決することもできません。どこに、何に拘っているのかを汲み取ってあげることができれば、和解で解決する道も開けます。

人間の争いである以上、人間しか解決できないとは思いますが、もし将来、AIが人間の感情も理解できるようになれば、裁判の自動化もあり得るのかもしれませんね。

 

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